フリクションペグをプラネタリーチューナーへ交換してみた

以前、中古で Famous FS-5
というウクレレを15,000円で
購入しました。
このモデルは「フリクションペグ」が
付いています。

ギアペグは
チューニングのしやすさが魅力ですが、
どうしても見た目が
「レレレのおじさんの耳」みたいで💦

その点、フリクションペグの
シンプルで美しいヘッドのデザイン
大好きです。


フリクションペグの弱点と解決策

ただ中古ということもあり、
フリクションペグに
少しガタつきがありました。

そこで、思い切って
GOTOH プラネタリーチューナー
付け替えることに。
(取付はさすがに楽器店に依頼しました)

この「プラネタリーチューナー」は、
名前は “ チューナー ” ですが、
調弦器ではなく、
内部にギアが仕込まれたペグの一種です。

見た目はフリクションペグと同じで、
ヘッドの美しさを損ないません。


プラネタリーチューナーの特徴

一般的なギアペグは
12:1, 14:1, 16:1 などがあり、
回転数が多いほど細かく調整できます。

GOTOHプラネタリーチューナー4:1
精密さではやや劣りますが、
回したときの なめらかさ が抜群です。
ギアペグ特有の「グリグリ感」がなく、
とても快適に使えます。

ウクレレはもともと
木製のペグから始まり、
次にフリクションペグ、
さらに便利なギアペグが
普及していきました。

ですが「本来の見た目」
を好む人にとっては、
このプラネタリーチューナー
理想的だと思います。
実際、高級ウクレレにも
よく採用されていますね。


費用と満足感

交換にかかった費用は、
ペグ本体+工賃で、
本体価格(中古)とあまり変わらない
くらいになってしまいました。

それでも
「仕様にはない自分だけのウクレレ」
になったと思うと大満足です。
これからも長く愛用していきたい
一本になりました。✨

このウクレレは、
Famousを代表するモデル
ともいえる存在で、
長年多くの人に愛されてきました。

ハワイアンコア合板の
ソプラノウクレレで、
合板ながらも、板を極限まで薄くして
仕上げているため、
鳴りが驚くほど良いのが特徴です。

小さなボディーで、
こんなに豊かに鳴るものかと
驚かされます。
その音色はまるで、
ハワイのカラッとした風を
肌で感じているかのよう。

これからも弾き続けていきたい
愛用ウクレレとなりました。

※ちなみに、このウクレレには、
 ギアペグ仕様の FS-5G
 というモデルもあります。